「桃はヨーロッパと日本で最も蔓延している植物性食物アレルギーの一つです。成人の感作*率は2010年の5.4%から2013年には7.9%に増加しました。成人における EuroPrevall の研究では、考えられる桃アレルギー(報告された症状とそれに一致する IgE 感作)の平均有病率が 0.80% であることが示されました。」*アレルゲンに過敏になること 引用:A European-Japanese study on peach allergy: IgE to Pru p 7 associates with severity, E.J.J.Kallen 他、2023、Allergy
感作(かんさ)はアレルギー反応の入口、有病はアレルギー疾患を起こすことです。参照:アレルギー総論、厚労省
桃は「特定原材料に準ずるもの20品目」に含まれ、加工食品への表示が推奨されています。参照:加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック、消費者庁caa.go.jp
アナフィラキシーが心配な方は、生ジュース/スムージーのガブ飲みや食後の運動を控えて下さい。
アルコールや体調不良などもアナフィラキシーを悪化させます。参考:アナフィラキシーガイドライン2022
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